※この記事は、私が南米を旅行した2015年2月末~3月頭当時の情報です。現在と異なる状況がありますのでご容赦下さい※
☆この記事は「読み物」としてお楽しみください☆
2014年冬。当時の私は国家試験を控える歯科学生。所属していた部活動でぎりぎりまで現役生活を送っていたため、国家試験の模試の成績は下から数えた方が早い順位。あらゆる煩悩を絶って試験勉強に打ち込んでいた。
そこへ1件のlineが。
「みざわさん、南米行きません?」
友人のYからの連絡だ。Yは所属する団体は違えど同じ競技でぎりぎりまで現役生活を続けていた。何年も互いに切磋琢磨した仲である。彼も国家試験に不安を抱える身のはず。
「みざわさん、卒業旅行行きましょう!」
1件目の連絡の真意を図りかねていた私は危うく「お前来年も国家試験勉強するの?」と返信するところだった。卒業旅行ということなら納得がいく。
「行きましょう。」即答だった。時間のある学生時代に「お金がない」を理由に幾度も長期の海外旅行を諦めていた私は、これが若いうちに長期の旅行にいける最期のチャンスだと思ったからだ。そしてYは一人で海外旅行をする上級者。彼に任せておけば何とかなるだろうという安心感があったのもある。
後にこの安心感は間違いだったのであるが…
そんなこんなでものの数分で卒業旅行=南米旅行が決まった。しかし南米と言っても広い。どこに行くのか?
「ウユニ塩湖行きましょうよ!」
ウユニ塩湖… 聞いたことがあるような、無いような…
調べてみると、ウユニ塩湖はボリビアにあり、富士山よりも高地にあるらしい。時期と天気によっては絶景を拝めると。いい!とてもいい!キーワードは鏡張りだ。画像検索すると⇩のような写真がわんさかHitする。是非見てみたいものだ。
「行きましょう。」即答だった。あとはそこから約2週間の旅行期間の間に行けそうな場所を見繕ってみた。結果、マチュピチュとナスカの地上絵に決まった。超有名地だが、初めていく南米。まずはメジャーな場所を攻めるのがいいだろう。往復の飛行機の予約はYに丸投げした。
旅行のスタイルは、極めてフリーダムなスタイルだ。順序としてはウユニ → マチュピチュ → ナスカの順だ。行きと帰りの飛行機のみ決めておき、ウユニ塩湖での1泊だけ予約(この予約もYに丸投げした)。後はその時々で決めていくスタイルだ。ちなみに二人ともスペイン語は喋れない。私が趣味でかじった程度だ。
かくして簡単に決まった卒業旅行だが、この旅行は私の一生の宝物になるのであった。
ちなみにボリビアがどんな国かというと、一般社団法人日本ボリビア協会という団体のホームページを参考にしてもらえると良いかと思う。
南米旅行回想記②~いきなりトラブル編~に続きます!